はたらく細胞 フィットネス 免疫

 

 皆様の最近の気になる話題と言えばワクチンでしょうか。ワクチンを接種した2人から話を聞きましたので参考になればと思います。

 1人は40代女性医療従事者と言っても事務系ですので私の親類やダンス仲間のドクターではないですよ。その女性は昨年普通のインフルエンザワクチンを接種した時は倦怠感で動く気になれないという状態でしたが今回のワクチンではそこまでいかなかったようです。ただ注射の後は腕を上げるのが少し困難の様子でしたが次の日には殆ど影響なく動いていたようです。針は細いとのことでした。感想は「ドクターが明るい」と連発して更に皆様が利きたくなるような内容は本人自体が分からないようです。

 もう1人は60代後半男性で集団接種です。自治体はファイザー製なのですが集団接種はモデルナ製だったそうです。発熱・倦怠感等はないようでインフルエンザワクチン同様の注射部位周りの筋肉痛の様な症状があり徐々に引いたとのことです。

 私の母も近くのクリニックで予約しており当初は7月後半が第1回目の接種だったところ6月中頃の接種に変更され、ワクチンを急ピッチで進んでいるような気がします。


 で、ワクチンを打つまでに頼りになるのが感染予防と免疫力。東大生が気になるアニメ第1位が「はたらく細胞」(上のイラスト)らしいです。たまたま目に入ってきたテレビ番組でそんなことを言ってました。からだのことがより分かりやすいとか言っていたような気がします。

 この番組と私の持っている書籍を中心とした資料で免疫力を少しでも向上できたらと思います。

 先ずは簡単に免疫細胞について。ざっくり言えば白血球のことです。血液は55%の血しょうと呼ばれる液体と45%の血球と呼ばれる細胞でできているのですが、この45%の血球うちほとんどが赤血球です(1㍃リットル赤血球500万、血小板30万、白血球8000程度)。白血球は赤血球と血小板以外という意味で白血球だけで特定の細胞の名前ではなく9つに分かれます。60%程度占めるのがアニメでも中心的存在だった好中球という異物(抗原)が侵入すると血管内を移動(血液の流れに身をまかせ、ではなく自由に移動するそうです)して退治してくれる細胞です。

 この免疫細胞たち結構面白い人間関係じゃなかった細胞関係なんですよ。例えば寄生虫を退治してくれるのが好酸球という細胞なのですがこの細胞花粉症に関係するマスト細胞の「頑張って(#^^#)」との応援、専門用語ではサイトカイン(細胞どうしで情報を伝えたりはたらきを活発にするためのタンパク質)でやる気みたいのものを出して活発になるなしいのです。で、この好酸球、マスト細胞と同じようにアレルギー反応を起こす場合があるのですがその時に「落ち着け('ω')ノ」となだめたりするようなんです。でも好酸球が増えすぎると皮膚や神経や心臓や肺にダメージを与えることもあるんです。
 他にもリンパ管も移動できるリンパ系が3種類。その中の1つT細胞は耳にされた方もいらっしゃると思います。T細胞のTはThymus(胸腺)の頭文字をとってTで3種類います。その中の1つがレギュラトリー(regulatory:制御)T細胞でがん細胞を守ってしまうこともあります。あのノーベル生理・医学賞の本庶佑先生はこのレギュラトリーT細胞の働きを抑える研究であのオプジーボに。確かにオプジーボができる前から急に癌が治ったという話はあったけど免疫細胞が正常に戻ったんだなということだと思います。
 そして、今回のこのコロナ(COVID-19)でいえば、今までもスペイン風邪などの新型インフルエンザとワクチンがない時に感染しても治ったのは樹状細胞の働きがあったからかもしれません。樹状細胞は白血球の司令塔・リーダー的存在で他の白血球のはたらきを活発にすることもできるらしい。白血球のはたらきが活発になって遭遇したこともないウイルスにも何とか対処してくれることもあるとのこと。

 ということで頑張ってくれている白血球、免疫細胞さんたちが働きやすく免疫システムのバランスも整えるには

①腸内環境を整える食事
 免疫細胞のほとんどは腸で鍛えられます。余談ですが腸の中には乳酸菌などの善玉菌とウェルシュ菌などの悪玉菌のほかに約70%の割合で日和見菌が存在しているのですがこの日和見菌強いものの見方になるそうです。すなわち善玉菌の方が強ければ善玉菌の見方をしてくれます
②笑い
 免疫力を高める以外に免疫システムのバランスもとってくれるらしいです。オプジーボができる前に癌が治ったのも笑いが免疫システムのバランスを取ったからというのもあるらしいです
③適度な運動
 からだが温まり、血液やリンパの流れを良くし対処もよくなることで免疫力アップ。ヨガの呼吸や感謝の気持ちも合わせれば更にアップ。

 このコロナ(COVID-19)、どうやら血管を緩める酵素ACE2にくっついて体内に侵入するらしいです。血管を伸ばしたり緩めたりする運動も効果的なのかも。

 グラフを読み解くことが得意な識者にはこのコロナ(COVID-19)も後1ヶ月ぐらいするとかなり落ち着くらしい。希望的観測かもしれないけど東大出身の異才の天才肌の方がそう断言していたので信じたい。そして早く皆様と安心してからだを動かしたい。


 


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