スポーツの秋、「走る」「歩く」について パート1

  9月26日のTwitterの補足


 仙骨(緑のテープの辺り)を上げると何故速く走れるか?!運動の効果が上がるのか?!

 一言で言えば仙骨はお魚さんの時代背ビレだったからです。そして陸に上がってからは尻尾を動かすところだったからです。

 ペットショップを見に行ってみてください。ワンちゃんネコちゃんは動く時尻尾を上げてから動きますよ。

 西洋フィットネス風に説明すると

①股関節の角度が良くなる

②体幹から動かせる

①の股関節の角度が良くなるは仙骨が下がると骨盤が上を向きやすく脚を動かすときに股関節の動きにどうしても引っ掛かりや滑りが悪くなりやすいです。なので、仙骨を上げると本来の骨盤の向きになり脚がスムーズに動かしやすくなります。僅かなことなのですが、この僅かなことが大きいんです。

②の体幹から動かせるは2つあり1つは体幹、主に大腰筋ですが、この大腰筋は1番下の腰骨を除いて腰骨1つ1つから股関節の下辺りにまで付いています。この大腰筋が動かしやすくなるためお尻から下の脚だけでなく体幹から走れるようになります。もう一つは神経の通りですが、体幹とお尻からの脚では神経の通りが違います。脊髄からの抹消神経の通りも良くなるので速く走れるようになります。因みにですが昔よく言われた腹筋背筋を使えは腹筋と腰背筋ではなく腹筋なのか背筋なのかよく分からない辺りのところで主にこの大腰筋のことです。

 付け加えて内臓の働きも良くなりますよ。内臓も筋肉でできていますからだ(骨)を動かす筋肉がセーターだとしたら内臓の筋肉はダウンジャケットのようなもので動きと性質が異なりますが俗に言われる伸び縮みする筋肉です。仙骨が下がると胃や腸が圧迫されやすく動きにくいのですが仙骨が上がっていると動きやすくしっかり働いてくれます。
 しかもワンちゃんネコちゃんが動く時尻尾を上げたり、バランスを取ったり、感情を表したりするように仙骨はスイッチのようなものなので内臓を始め37兆個(以前は60兆個とも言われた時がありましたが)と言われる細胞1つ1つが働いてくれているはず。

 私の教室で痩せたという方は大人も子どもも多いのですが殆どの理由はこれです。私も現役から体重はほぼ変わりません。たまに体重が増えてきたなと思うと主に仙骨を気を付けると元に戻ります。

 皆さん、仙骨を上げるだけでこんなに変われるんです。試す価値ありですよ。

パート2も楽しみにしてくださいね。

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