スポーツの秋、「歩く」「走る」について パート5

 11月29日 Twitterの補足


 運動が苦手な方、顎を引いていませんか?顎が上がっていると「顎を引け!」言われた経験をお持ちの方もいらっしゃるのでは。その為顎は引くものと勘違いされている方も多いかもしれませんね。

 でも、それ危ないかもしれませんよ

 では何故、顎(赤テープ)を意識するとスピードが落ち疲れやすくエラ(緑テープ)を意識するとスピードが速くなり疲れにくくなるのか

 先ず顎が上がってしまうのは何故なんでしょう?

 それはからだを守ることが主な役目の喉の筋肉が緊張しているからなんです。正確には耳たぶの後ろ辺りから鎖骨迄繋がっている筋肉(胸鎖乳突筋)なんですが耳たぶの後ろと鎖骨が近づくことにより顎が上がったり肩が上がったりします。この筋肉が緊張しているのに顎を引くと呼吸がしにくくなりますから疲れやすく緊張もしているためスピードも落ちやすいんです。

 ではエラを意識すると良い理由は何でしょう?!正確にはエラを頭の方に伸ばすようにするのですがそうすることで呼吸がしやすくなるんです。ヨガでもここを意識して呼吸をするように伝える方がいます。是非試してください、鼻から息を吸ってできれば頭のてっぺんを通ってエラを通り肺の下の方である肋骨下端に運ぶと気持ち良く楽に呼吸ができます。喉の筋肉も緊張しにくくなるため肺も膨らみやすくなります。

 胸鎖乳突筋は呼吸筋で肺を持ち上げて広げるための筋肉だろうと突っ込まれた方、よくご存じですね。特に欧米系の文化スポーツはこの筋肉を意識される方は多いと思います。しかしそれはこの筋肉のお尻側(停止)である耳たぶの後ろが本来の位置にあるから肋骨を引き上げてくれるんです。通常お尻は頭側に移動します。このお尻を本来の位置に安定するのにもこのエラが活躍するんです。

 もともと呼吸はエラでしてましたから何か関係あるかもしれませんね。付け加えるとエラは魚が思うで鰓(エラ)大事なところでも不思議ではありません。

 例えば動物たちの逆立ち、人間もですがエラを挟むような位置にしますし、水泳もローリングや呼吸もエラを使うことで安定して楽に行えます。

 結構エラって大切なんですよ。

 まとめ

 〇顎を意識すると呼吸をしにくくなることがあり力みやすい

 〇エラを意識することで呼吸がしやすく力みにくく安定してパフォーマンスを発揮しやすい

以上スポーツの秋「歩く」「走る」編でした。

 運動が出来ない、苦手はただの勘違いが多いです。今後も色々なプチ情報を発信していきますので是非ご覧になってください。なるべく早くダイエット編の続きや水泳もYouTubeと併せて発信する予定ですのでご期待くださいね。

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